返答の内容次第では審査結果に影響が出ることも

10 12月

キャッシングやカードローンはフリーローンと呼ばれる商品です。フリーローンというのは、融資されたお金の利用目的が制限されていないローンを指します。住宅ローンや自動車ローンなどの利用目的を限定する目的別ローンとは異なり、借りたお金は利用者が自由に使うことが可能なのです。

しかし、キャッシングやカードローンの審査では、借りたお金の利用目的を訊かれることも有ります。フリーローン商品の性質上、借りたお金の利用目的は決して制限されていませんが、この時の返答次第では審査結果が左右される場合もあるので注意しなければなりません。

まず、借りたお金の利用目的を訊かれるのは、たいていキャッシング等の審査申し込みをした後の電話連絡の際です。キャッシング等の商品では、申し込みの時に住所や氏名や収入状況などの情報を金融機関に伝えます。この時の情報に基づいて融資の審査が行われ、クリアできれば金融機関の担当者から電話連絡が来るはずです。そしてこの電話連絡の際に、借りたお金を何に利用する予定なのか、という質問が行われることが有るのです。

確かにフリーローンは借りたお金の利用目的を制限してはいません。しかしながら、利用目的を正直に答えることが審査結果に悪影響を及ぼしてしまう可能性も否定はできないのです。

最も注意したいのは、他社への返済の為にお金を借りようとしている方です。複数の金融機関からお金を借りている方は、その返済資金の為に新たなキャッシングやカードローンを利用する場合があります。もちろんこれも決して許されない使い方というわけではありませんが、金融機関から利用目的を訊かれた際に正直にこの目的を答えてしまうと、融資が否決になってしまう可能性が高くなります。

他社への返済の為に自社からの融資を希望するというのは、やはり印象の良いものではありません。また、他社への返済資金に困ってキャッシングを利用する消費者は返済能力が乏しいと判断されてしまいます。たとえ他社への返済資金目的でキャッシングを利用しようとしている時でも、決してこのような答えをしてはいけません。

他に、ギャンブル目的で融資を受けようとしている場合も注意しなければなりません。ギャンブルには確かな収入が約束されていません。むしろ、ギャンブルは浪費だと捉えられるのが一般的です。そのギャンブルの為にお金を借りたいという返事をした消費者は、やはり印象の良いものではありません。ギャンブル目的の場合も、利用目的を訊ねられた際は素直に答えない方が無難でしょう。

審査通過の妨げになりにくい返答としては、急な病気による治療費や冠婚葬祭費用などの不測の事態による出費への補填、自分のスキルアップの為の資金目的等が挙げられます。こうした目的での利用ならネガティブな印象を与えにくく、審査に落とされにくいと言えます。もちろん最終的には金融機関の審査担当者の判断次第ということになりますが、できるだけマイナスイメージを与えないような返答をすることをお勧めします。